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羽束川(はつかがわ)は、兵庫県南東部を流れる二級水系武庫川の支流。武庫川の支流としては最大である。本項では上流である天王川と併せての記述としている。 == 地理 == === 源流と本流 === 源流は大阪府能勢町にある深山(みやま)(標高790.6m)の中腹、標高約600m付近にあり 〔国土地理院「ウオッちず」能勢町深山付近 〕 、上流域での名称は天王川(てんのうがわ)と称される。ちなみに付近の天王峠は加古川水系篠山川支流との分水界である。川はそこから南西に向かって下り、府県境を跨ぎ羽束川となる。途中、標高約400mの篠山市の籠坊温泉を抜け、山間の後川(しつかわ)では、いくつかの支流と合流し次第に水量を増していく。三田市の渓谷、農村地帯を湾曲し宝塚市、神戸市を流れ武庫川に流入する。なお、波豆川と合流するエリアで1919年(大正8年)神戸市が開発したダム湖(千刈水源池)となり神戸水道を通じて神戸市の水道水にもなっている。また、千苅ダムから武庫川に合流する部分の川の名称は波豆川ではなくこの羽束川となる。 川の長さは、上流部の天王川が3,716m、続く羽束川が32,354mで流路総延長としては約36kmで武庫川およびその45に及ぶ支流、小支川の中で最大であり、高低差に関しても天王川源流から河口となる神戸市北区道場の標高約140m地点までは約470mとなり、これは本流の武庫川より勾配が大きい。〔大阪府能勢町HP/主な河川 〕 〔兵庫県HP/まちづくり・防災>道路・港湾・河川>河川整備>武庫川の概要 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽束川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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